
COLUMN
専門医コラム
皮膚科専門医が直接執筆するスキンヘルスコラムです。詳細はNaverブログやInstagramでもご覧いただけます。
肝斑・そばかす・老人性色素斑(シミ)、どう違うのでしょうか?
いずれも茶色の色素斑ですが、発生原因や色素の深さが異なります。肝斑はホルモンバランスや紫外線の影響で両頬を中心に広く現れ、そばかすは遺伝的要因により小さな斑点が散在し、老人性色素斑は加齢とともに肌組織が肥厚する病変です。種類によって最適なレーザーや治療回数が異なるため、まずは皮膚科専門医による正確な鑑別診断が必要です。
ニキビ跡、赤みと茶色で治療が異なる理由
ニキビが治まった後に残る赤みは炎症により拡張した血管が原因であり、茶色の跡は炎症後色素沈着によるものです。赤みには血管レーザー、茶色の跡には色素レーザーと、原因に合わせた治療を行う必要があり、紫外線対策が色素沈着を防ぐ最も重要な習慣となります。
レーザー施術後に紫外線対策が極めて重要な理由
レーザー照射直後の肌は一時的にバリア機能が低下し、紫外線に対して非常にデリケートな状態になります。この時期に紫外線を浴びると、色素が再発したり新たな色素沈着が生じたりすることがあります。施術後少なくとも2〜4週間は、SPF 30以上の日焼け止めを2〜3時間おきに塗り直し、帽子や日傘を併用してください。
傷跡治療はいつ始めるのが最適でしょうか?
手術や外傷による傷跡は、傷口が塞がってから4〜8週間の間に治療を開始すると最も良好な結果が得られます。この時期にレーザーで傷跡組織の過剰な増殖を抑え赤みを軽減させることで、傷跡が完全に成熟・定着した後に治療するよりも施術回数や費用を抑えることができます。